潜在意識で嫌なことが起こる?原因と対処法

潜在意識で嫌なことが起こる?原因と対処法

潜在意識で嫌なことが起こる4つの原因

こんにちは。八百万ネット、運営者の「はちまる」です。

「なんだか最近、嫌なことが起こるな…」「真面目にやってるのにうまくいかない」と感じること、ありませんか? もしかして、自分の潜在意識が原因で、ネガティブな現実を引き寄せているんじゃないか、と不安になるかもしれません。

この記事では、なぜ潜在意識が嫌なことと結びつくのか、そのメカニズムについて、自己肯定感が低い場合の影響や、過去のトラウマとの関係も踏まえながら探っていきます。

さらに、潜在意識を書き換えるための具体的な対処法、特にアファメーションの正しいやり方や、メンタルブロックの外し方についても、私が調べたことを分かりやすくまとめてみました。

  • 潜在意識が嫌なことを引き起こす仕組み
  • 自己肯定感の低さやトラウマの影響
  • アファメーションの正しい実践方法
  • 潜在意識を書き換える具体的なステップ
目次

潜在意識で嫌なことが起こる4つの原因

「嫌なことが起こる」と感じる時、私たちの潜在意識の中では何が起きているんでしょうか。私なりに調べてみたら、いくつかの心理的な要因が関わっているみたいです。

自己肯定感が低い人の特徴

まず大きいのが、「自己肯定感の低さ」みたいです。自分に価値があると思えないと、他者や世界に対する「基本的信頼」が持てなくなるそうなんです 。

そうなると、「本当に自分のことを好いてくれてるのかな?」って、いつも懐疑的になってしまう 。自分の中に「心の支え」がないから、その不安を埋めようと、無意識にパートナーや周りの人、時にはモノにまで「心の拠りどころ」を求めてしまうんですね 。

でも、外から得られる安心感って、残念ながら一時的なもの。熱が冷めるとまた不安になって、がっかりする…このネガティブなパターンを繰り返してしまうこと自体が、「嫌なことが起こる」と感じる原因の一つかもしれません 。

インナーチャイルドと過去の刷り込み

自己肯定感の低さとも繋がりますが、「インナーチャイルド(内なる子ども)」の影響も大きいと言われています。

心理学では、子ども時代の経験、特に親との関係で刷り込まれた不安や苦しみ、心配事なんかが「内なる子ども」として、無意識(潜在意識)の中に保存されていると考えるみたいです 。

例えば、上司に少し注意されただけで、必要以上に落ち込んだり、絶望的な気分になったりしませんか?

それって、大人の自分が合理的に反省しているんじゃなくて、その出来事がキッカケになって、インナーチャイルドの古い傷(「自分はダメだ」みたいな)が刺激されて、過去の苦しみを「再体験」している状態なのかもしれません。

行動を制限するメンタルブロックとは

「メンタルブロック」という言葉もよく聞きますよね。これは、過去の失敗経験や親からの刷り込みで生まれた、「私にはどうせ無理」「〜しちゃいけない」といった、無意識のブレーキのことです 。

このブロックがやっかいなのは、不運を積極的に引き寄せるというより、「幸せになるための行動」を無意識に避けさせてしまう点かなと思います。

せっかく昇進のチャンスや良い出会いがあっても、「どうせ失敗するし…」と自らチャンスを手放してしまう。その結果、何も変わらない現状が続いて、本人は「嫌なことばかり起こる」と感じてしまうわけですね 。

潜在意識のトラウマとストレス

「嫌なこと」って、人間関係や仕事のトラブルだけじゃありませんよね。もっと根深い「トラウマ」や、日々蓄積される「ストレス」も、潜在意識レベルで影響を与えているようです。

EFT(感情解放テクニック)という心理療法では、ネガティブな感情やトラウマは、「チャージしたエネルギー」として体内のエネルギーライン(経絡)の流れを乱すと考えられています 。

この抑圧されたエネルギーが、自律神経の乱れを引き起こし、具体的な「体の痛み」や「不定愁訴」として現れることもあるそうなんです 。

体の痛みや不定愁訴と潜在意識

実際、EFTやTFT(思考場療法)といったセラピーは、もともと末期のがん患者さんが抱える「死の恐怖」や「ガンに対する恐怖」を和らげるために使われていた歴史があるそうです 。

臨床例が増えるにつれて、こうしたセラピーがトラウマ解消だけでなく、病院で検査しても原因が特定できない「体の痛み」や「不定愁訴」にも有効なことがわかってきた、と 。

「嫌なことが起こる」と検索している人の中には、こうした原因不明の体調不良に悩んでいる方もいるかもしれません。それは、潜在意識に抑圧された感情が、体にサインを送っている状態なのかもしれませんね。

潜在意識が嫌なことを起こす時の対処法

では、こうした潜在意識のネガティブなプログラムを、どうやって書き換えていけばいいんでしょうか。幸い、私たち自身でできることもたくさんあるみたいです。私が調べた具体的な対処法をご紹介しますね。

アファメーションの正しいやり方

潜在意識の書き換えと聞いて、まず思い浮かぶのが「アファメーション」ですよね。これは、肯定的な言葉を繰り返すことで、心の中のネガティブな信念をポジティブなものに再プログラムする手法です 。

継続することで、自己肯定感が向上したり 、物事をポジティブに捉えられるようになったり、願望実現が加速したりといった効果が期待できると言われています 。

具体的な実践方法

アファメーションにはいくつかの実践方法があります。

  • 書く

    言葉を紙に書き出す方法です。手を動かす「触覚」と、書いた文字を見る「視覚」の両方から潜在意識に刷り込むことができます 。書いた紙を目に入りやすい場所(玄関やトイレ、PCの近くなど)に貼るのもおすすめだそうです 。


  • 唱える(ボイス)

    声に出して唱える方法。自分の声を自分の耳で聞く「聴覚」へのアプローチですね 。特に鏡を見て自分に言い聞かせるようにすると効果的みたいです 。


  • 聞く

    自分で録音したアファメーション音声を、通勤中などに聞く方法もあります 。


大切なのは、回数よりも「毎日継続すること」、そして「感情を込めて信じること」だそうです。

アファメーションで否定形がダメな理由

アファメーションには、潜在意識に正しく届けるための厳格なルールがいくつかあります。その中でも最も重要なのが「否定形(~しない)を使わない」ことです 。

なぜかというと、潜在意識は「否定形」を認識しにくい(あるいは、できない)と言われているからなんです 。

例えば、「私は失敗しない」と唱えると、潜在意識は「失敗」というネガティブな単語の方に強く焦点を当ててしまい、かえって「失敗」のイメージを刷り込んでしまう可能性があるんですね 。

「~したい」もNG

同じ理由で、「〇〇したい」という願望の形もNGとされています。「私は幸せになりたい」と唱えると、潜在意識は「今は幸せではない(欠乏している)」という状態を強くインプットしてしまうそうです 。

じゃあどうすればいいかというと、「完了形(~した)」や「現在進行形(~している)」を使います 。

  • NG例:「私は失敗しない」
  • OK例:「私は成功する」「私は最高のパフォーマンスを発揮している」
  • NG例:「私は幸せになりたい」
  • OK例:「私は幸せです」「私は幸せな毎日を送っている」

このように、望む状態を「すでに叶った前提」の肯定的な言葉で表現することが、最大のコツみたいです。

アファメーションは寝る前が効果的

アファメーションを実践するタイミングですが、「寝る前」と「起きた直後」の、まどろんでいる時間帯が最も効果的だと言われています 。

このリラックスした状態の時は、顕在意識(理性)の抵抗が弱まり、いわば「潜在意識のフタが開いている」状態なんだとか 。このゴールデンタイムに、ポジティブな言葉をインプットするのが効率的というわけですね 。

1つのアファメーションにつき10回〜20回程度を、この朝晩のタイミングで(もちろん日中でもOK)行うのが目安とされています 。

潜在意識の浄化と断捨離

アファメーションが新しいプログラムを「上書き保存」する作業だとしたら、こちらは不要なデータを「削除」するアプローチ、いわば「浄化(クレンジング)」です 。

ネガティブなエネルギーや思考の「滞り」をなくし、良いエネルギーを「巡らせる」という考え方ですね 。

具体的な方法としては、以下のようなものがあるそうです 。

  • 空間を清める(掃除、整理整頓)
  • 身体を清める(入浴、ヘアケア)
  • 呼吸を入れて巡らせる(瞑想、ヨガ)
  • モノを滞らせず巡らせる(断捨離)
  • 解毒して巡らせる(ファスティングなど)
  • グッズを取り入れる(パワーストーン、アロマ、清めの塩など)

特に「断捨離」や「掃除」は、単なる片付け以上の意味があるみたいです。


部屋の状態は心の状態を反映すると言いますが、「嫌なことが起こる」と感じている時の心は、古いメンタルブロックやインナーチャイルドの苦しみといった「不要なデータ」で満杯の状態かもしれません。


物理的に「不要なモノを手放す」という行為は、心理的に「古い価値観を手放し、新しいものを受け入れる準備ができました」という強力なメッセージを潜在意識に送ることにも繋がるんですね 。

トラウマを解放するEFTとは

アファメーションや断捨離を試しても、なかなかネガティブなパターンから抜け出せない…。それは、もっと根深い「トラウマ」が潜在意識に固着しているからかもしれません 。

そうした場合に有効とされる専門的な心理療法の一つに「EFT(感情解放テクニック)」があります 。

これは、TFT(思考場療法)というセラピーを、誰でも自分で気楽に活用できるように簡略化したテクニックだそうです 。

EFTは東洋医学の「経穴(つぼ)」の概念に基づいていて、指で特定のツボを軽くトントンと叩く(タッピング)ことで、体内のエネルギーバランスを整えます

目的は、潜在意識レベルに固着しているトラウマや感情的な苦痛を解消すること 。タッピングでエネルギーの乱れを整え、抑圧されたネガティブな感情を解放することを目指すんですね。

EFTは「1回やれば全ての悩みがなくなる」といった魔法ではないですが、手順とコツを覚えて丁寧に活用することで、確実に悩みの解決に向かうとされています 。


これはセルフケアとしても行えますが、深いトラウマを扱う場合は、専門のセラピストやカウンセラーに相談するのが安全かなと思います。あくまでも一つの選択肢として、知っておくと良いかもしれませんね。

潜在意識で嫌なことが起こる連鎖の断ち方

ここまで見てきたように、「潜在意識で嫌なことが起こる」と感じる現象は、偶然の産物ではなく、自分の中にある「プログラム」が作動した結果である可能性が高い、というのが私なりの解釈です。

そのプログラムの正体は、低い自己肯定感 、インナーチャイルドの古い傷 、メンタルブロック 、あるいは過去のトラウマ かもしれません。

でも、一番大切なことは、潜在意識は「書き換え可能なプログラム」であるという点です。

今回ご紹介した「アファメーション」は、そのプログラムを上書き保存するための、明確なルールに基づいた強力なプログラミング言語です 。


「EFT」は、古いバグ(トラウマ)を安全にアンインストールするための専門的なツール 。


そして「浄化」や「断捨離」は、新しいプログラムが快適に作動するためのハードウェア(生活環境)を整える、日々の重要なメンテナンス作業と言えるかもしれません 。

潜在意識の力を正しく理解して活用すれば、「嫌なこと」が続くネガティブな連鎖は、自分の意志で断ち切ることができるはずです。

最も重要なのは、アファメーション や浄化の実践で繰り返し強調されているように、「毎日継続する」こと。今日から一つでも行動に移して、潜在意識を最強の味方に変えていきたいですね。

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