【2025年版】パソコン選び方ガイドCPU編!初心者でもわかりやすく解説し、パソコン選びの参考に。

このパソコン選び方ガイドCPU編では、まず使用用途を明確にしようという基本から始め、ノート・デスクトップどっちを選ぶか、そして決めておきたいパソコン購入の予算について考えます。
国内・海外メーカーのメリットデメリットを知り、後悔しないための選び方のコツを掴んだら、次は詳細パソコン選び方ガイドCPUと主要パーツのセクションへ。
ここでは2大メーカーIntelとAMDの違いを比較し、メモリ容量は8GBが基本である理由や、HDD、SSDの違いと選び方、作業効率を左右する画面サイズ、オフィスソフトは必要かといった疑問に答えます。
さらに、win10終了に伴う買い替えのポイントも解説。この記事が、まとめ:パソコン選び方ガイドCPU編として、あなたのPC選びを完璧にサポートします。
- パソコンの用途や予算の決め方といった選び方の基本
- CPUの2大メーカーIntelとAMDの性能と特徴の違い
- メモリやSSDなど他の重要パーツを選ぶ際のポイント
- Windows 10サポート終了に伴う注意点
初心者のためのパソコン選び方ガイドCPU編
- まずは使用用途を明確にしよう
- ノート・デスクトップどっちを選ぶ?
- 決めておきたいパソコン購入の予算
- 国内・海外メーカーのメリットデメリット
- 後悔しないための選び方のコツ
まずは使用用途を明確にしよう
パソコン選びを始めるにあたり、最も重要な最初のステップは「何に使うか」をはっきりさせることです。なぜなら、使用目的によって必要となる性能(スペック)が大きく異なるからです。
例えば、インターネットの閲覧や動画視聴がメインであれば、基本的な性能のモデルで十分ですが、最新の3Dゲームや4K動画の編集といった負荷の高い作業をしたい場合は、高性能なモデルが必要になります。
「仕事で使う」「大学のレポート作成に」「オンラインゲームを楽しみたい」など、できるだけ具体的にパソコンを使う場面を想像してみましょう。
目的が明確になることで、後述するCPUやメモリなどのパーツ選びの的が絞られ、無駄な出費を抑え、自分にとって最適な一台を見つけることができます。
ノート・デスクトップどっちを選ぶ?

パソコンの形状は、大きく分けて「ノートパソコン」と「デスクトップパソコン」の2種類があります。どちらを選ぶかは、あなたのライフスタイルや使い方に直結する重要な選択です。
ノートパソコン | デスクトップパソコン | |
---|---|---|
メリット | 持ち運びが自由で、どこでも使える。省スペース。 | 同価格帯なら性能が高い。パーツ交換や増設が容易(拡張性)。大きな画面で作業しやすい。 |
デメリット | 同価格帯なら性能が低い傾向。拡張性がほぼない。 | 持ち運べない。設置スペースが必要。モニター等が別途必要。 |
結論として、家の中や外出先など、様々な場所で使いたいならノートパソコン一択です。一方で、決まった場所でしか使わず、性能の高さや将来的なパワーアップを考えるなら、デスクトップパソコンが優れた選択肢となります。
決めておきたいパソコン購入の予算

パソコンは数万円から数十万円まで、非常に価格帯の広い製品です。あらかじめ大まかな予算を決めておくことで、選択肢を絞り込み、スムーズに製品選びを進めることができます。
一般的な価格帯と、その予算で購入できるパソコンの性能目安は以下の通りです。
- 5万円~10万円:エントリーモデル。インターネット閲覧や動画視聴、簡単な文書作成といったライトな用途に最適です。
- 10万円~20万円:ミドルクラスモデル。幅広い用途に対応でき、仕事や学業、軽いゲームまで快適にこなせます。最もバランスの取れた価格帯です。
- 20万円以上:ハイエンドモデル。最新の3Dゲームや本格的な動画編集、専門的なクリエイティブ作業など、高いパフォーマンスを求める方向けです。
初心者のうちは、つい高性能なモデルに目が行きがちですが、まずは自分の使用用途と照らし合わせ、無理のない予算を設定することが大切です。
国内・海外メーカーのメリットデメリット

パソコンメーカーは、日本国内のメーカーと、海外のメーカーに大別できます。それぞれに特徴があり、どちらが良いかは個人の価値観によって異なります。
国内メーカー(富士通、NECなど)
メリット:手厚いサポート体制と充実した初期ソフトが魅力です。電話サポートやマニュアルが分かりやすく、パソコン初心者でも安心して使えます。品質管理も徹底されている傾向があります。
デメリット:同程度のスペックであれば、海外メーカーに比べて価格が高くなる傾向があります。
海外メーカー(Dell、Lenovo、HPなど)
メリット:世界的なシェアを背景に、高いコストパフォーマンスを誇ります。同じ予算でも、より高性能なモデルを手に入れやすいのが最大の強みです。
デメリット:サポート体制はメーカーによって差があり、国内メーカーほど手厚くない場合があります。初期ソフトも最小限の構成が多いです。
後悔しないための選び方のコツ
パソコン選びで後悔しないための最大のコツは、「後から変更できない要素」を優先して決めることです。特にノートパソコンの場合、購入後にCPUやメモリを交換するのは非常に困難か、ほぼ不可能です。
変更が難しい要素を優先しよう
- CPU性能:パソコンの頭脳。ここの性能が低いと、後から何をしても動作は遅いままです。
- 軽さ・サイズ:持ち運ぶつもりなら、本体の重量や大きさは絶対に変えられません。
- デザイン:毎日目にするものなので、愛着が持てるデザインかどうかも重要です。
一方で、ストレージ(SSD/HDD)の容量不足は外付けドライブで補えますし、マウスやキーボードは後から自分好みのものに買い替えられます。まずは「CPU」と「本体の形状・重さ」を自分の用途と照らし合わせて慎重に選ぶことが、失敗しないための鍵となります。
詳細パソコン選び方ガイドCPUと主要パーツ
- 2大メーカーIntelとAMDの違い
- メモリ容量は8GBが基本
- HDD、SSDの違いと選び方
- 作業効率を左右する画面サイズ
- オフィスソフトは必要?
- win10終了に伴う買い替え
2大メーカーIntelとAMDの違い
パソコンの頭脳であるCPUは、現在「Intel(インテル)」と「AMD(エーエムディー)」の2社が市場をほぼ独占しています。どちらも高性能なCPUを開発していますが、それぞれに得意分野があります。
- Intel (Coreシリーズ):シングルコア性能(一つの作業を高速に処理する能力)が高い傾向にあります。アプリの起動やWebブラウジングのサクサク感、多くのゲームで高いパフォーマンスを発揮します。ビジネス用途やゲーム用途で安定した性能を求める方におすすめです。
- AMD (Ryzenシリーズ):マルチコア性能(複数の作業を同時に処理する能力)が高い傾向にあります。動画のエンコードや画像のレンダリング、複数アプリの同時利用といった作業で強みを発揮します。クリエイティブな作業や、ながら作業が多い方におすすめです。
近年は両社の性能差が縮まってきており、どちらを選んでも極端な失敗をすることはありませんが、自分の主な用途に合わせて選ぶと、より満足度の高いパソコン選びができます。
メモリ容量は8GBが基本
メモリは、CPUが作業するための「机の広さ」によく例えられます。机が広い(メモリ容量が大きい)ほど、たくさんのアプリやデータを同時に広げても、動作が遅くなりにくいです。
現在のWindowsパソコンにおいて、快適に作業するための最低ラインは8GBと考えましょう。インターネット閲覧やOfficeソフトの使用がメインなら8GBでも十分です。
しかし、Web会議をしながら資料を編集したり、ブラウザのタブをたくさん開いたりする使い方をするなら、16GBを搭載しておくと、動作が安定しストレスが少なくなります。動画編集や最新のゲームを考えているなら、16GB以上が必須です。
HDD、SSDの違いと選び方

ストレージは、写真やアプリなどのデータを保存しておく「本棚」のようなパーツです。現在主流なのは「HDD」と「SSD」の2種類です。
- HDD (ハードディスクドライブ):安価で大容量なのがメリット。しかし、データの読み書き速度が遅いです。
- SSD (ソリッドステートドライブ):データの読み書きが圧倒的に高速で、パソコンの起動やアプリの立ち上がりが非常に速くなります。しかし、HDDに比べて容量あたりの価格が高いです。
結論:SSDは必須、HDDは必要に応じて
現在のパソコン選びでは、OSやアプリをインストールするメインストレージはSSDにすることが必須と言えます。SSDにするだけで、パソコンの体感速度は劇的に向上します。
写真や動画など、大容量のデータをたくさん保存したい場合は、SSDに加えて、データ保存用のHDDを搭載したモデルや、外付けHDDを利用するのが賢い選択です。
容量は、最低でも256GB、できれば512GB以上のSSDを搭載したモデルを選びましょう。
作業効率を左右する画面サイズ
特にノートパソコンを選ぶ場合、画面サイズ(インチ)は作業効率に直結する重要な要素です。
- 13~14インチ:A4ノートに近く、持ち運びに非常に便利です。外出先での使用が多い方におすすめですが、作業領域は狭めです。
- 15~16インチ:作業領域と持ち運びやすさのバランスが取れた、最も標準的なサイズです。家でも外でも使いたい、という方に向いています。
- 17インチ以上:デスクトップに近い感覚で広々と作業できます。しかし、大きく重くなるため、持ち運びには不向きです。
また、画面の綺麗さを表す「解像度」も重要です。最低でも**フルHD(1920×1080)**以上のモデルを選ぶようにしましょう。これより低いと、画面の粗さが目立ち、作業の快適性が損なわれます。
オフィスソフトは必要?
パソコン購入時に、Microsoft Office(Word, Excel, PowerPointなど)を付けるかどうか迷う方は多いです。学生の方や、仕事で文書作成・表計算をする機会がある方は、パソコンとセットで購入するのが最もお得です。
後から単体で購入すると、価格が倍近くになることもあります。「使うかもしれない」と少しでも思うなら、付けておくのがおすすめです。
インターネット閲覧や動画視聴がメインで、全く使う予定がないという方であれば、無理に付ける必要はありません。Googleドキュメントなど、無料で使える互換サービスもあります。
win10終了に伴う買い替え

現在Windows 10のパソコンを使っている方は、特に注意が必要です。
Windows 10のサポートは2025年10月14日で終了します
サポートが終了すると、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなり、ウイルス感染などのリスクが非常に高まります。
安全にパソコンを使い続けるためには、サポート終了までにWindows 11搭載のパソコンへ買い替えることが強く推奨されています。
もし今、古いパソコンの動作に少しでも不満を感じているなら、サポート終了は新しいパソコンを検討する絶好の機会と言えます。最新のパソコンは起動も速く、バッテリーも長持ちするなど、快適性が格段に向上しています。
まとめ:パソコン選び方ガイドCPU編

この記事では、パソコン選びの基本から、CPUをはじめとする主要パーツの選び方までを詳しく解説しました。最後に、重要なポイントをリストで振り返ります。
- パソコン選びはまず使用用途と予算を決めることから始める
- 持ち運ぶならノート、性能と拡張性ならデスクトップ
- 国内メーカーはサポート、海外メーカーはコスパに優れる
- 後から変更できないCPUと本体サイズを優先して選ぶのがコツ
- CPUはIntelとAMDの2大メーカーがありそれぞれに得意分野がある
- ゲームや普段使いの快適性ならIntel、動画編集など複数作業ならAMDが有利
- メモリは最低8GB、快適さを求めるなら16GBを推奨
- ストレージはOSを入れるSSDが必須、容量は512GB以上あると安心
- 画面サイズは持ち運びと作業効率のバランスで選ぶ
- 解像度はフルHD(1920×1080)以上が基本
- Officeソフトは後から買うと割高になるため必要ならセットで購入
- Windows 10のサポートは2025年10月14日で終了する
- Win10ユーザーはセキュリティのため買い替えが強く推奨される
- CPUの性能だけでなく全体のバランスを見て選ぶことが重要
- この記事を参考にあなたに最適な一台を見つけよう
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